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橋本徹 大阪市長 緊急会見 なぜ辞職するのか? [政治]

情報ライブ ミヤネ屋より

橋本徹 大阪市長 緊急会見 なぜ辞職するのか?

「大阪都構想」は? 出直し選挙は?

今回僕は、市長を辞めます

そして、市長選挙を行いたいと思っております

これは、世間、メディアでは「都構想の是非について民意を問う」

この様に報道されていますが、全く違います

都構想の是非については、大阪市民の皆さんの、最後は住民投票で決まることです

市長や知事や府議会や市議会が決めるものではありません

最終的には、大阪市民の皆さんの、住民投票で決めてもらうというのが

今の「都構想」の手続きなんです

ではなぜ僕が市長を辞めて選挙を行うと言っているのかなんですが

住民投票を行うにあたって、市民の皆さんに

是か非か、良いのか悪いのか、賛成なのか反対なのか

判断をしてもらう為の説明書を今作っているところなんです

法律の用語ではこれを「協定書」と言いますが

これは大阪市民の皆さんに対する「説明書」なんです

大阪都構想というものは、どういうものなのか

メディア、コメンテーターから学者から

「中身が無い」「中身が見えない」「説明が足りない」

様々なご意見を頂きましたが「あたりまえなんです」

まだ説明書は完成していないんです

ですから市民の皆さんに十分な説明ができません

大阪都構想は、大阪府庁と大阪市役所という「巨大な役所を一から作りあげる」

明治維新以来ずっと続いて来ました、この大阪府庁と大阪市役所の体制

これはもう、今の現代社会の大阪にはふさわしくない

だから大阪府庁と大阪市役所を一から作りなおすんだ

これが大阪都構想でありますが

大阪府庁と大阪市役所という巨大な役所を一から作りなおすというのは

途轍もない設計図です

途轍もない工程表、途轍もない説明書が必要なんです

メディア、コメンテーター、学者は「全く議論が進んでいない」

「不十分だ」「もっと議論しろ」と言いますが

実は、僕が大阪府知事時代の時から

この大阪都構想についての議論は始まっていたんです

平成23年7月に大阪府議会で協議会が設けられました

大阪府議会では7回協議をしまして

まあ、分厚い報告書ができました

しかしそれでも、まだまだ不十分

その後、松井知事(当時府議会幹事長)と僕で

知事市長選挙のダブル選挙を行いました

これは、府議会だけでは、都構想の設計図は作れない

市議会も市役所も巻き込まなければいけない

そういう思いで、ダブル選挙というものをやりました

松井知事、僕が市長となったことで、今度は大阪府議会の議論に留まらず

府議会、市議会で共同の協議会、話し合いをする場を作ったんです

そこでも、7回協議をしたんです

この間に、日本維新の会を立ち上げ

法律の改正というものを実現しました

その事によって、平成25年からは、法律に基づいた

「協議会」「話し合い」をする場

これを大阪府議会と大阪市議会に設けたんです

そして平成25年1月から平成26年1月31日法廷協議会まで

計13回、協議会が行われました

ですから、かれこれ2年半以上にわたって「大阪都構想」については

27回の協議会が開かれたんです

ここでの報告書、物凄い分厚いものになっています

そしてこの協議会の様子は、すべてインターネットでも報じています

資料もせべてインターネットで見ることもできます

この「大阪都構想」の説明書

市民の皆さんに、大阪都構想というものはどういうものなのか

大阪都庁はどういうことをやるのか

そして新しい大阪市内にできる、新しい区役所はどういうことをやるのか

都庁と区役所ができれば、どのように大阪が変わるのか

税金はどのように配分されるのか

このようなことは、この「説明書」の中できちっと固めていくんです

しかしこの作業は2年や3年、いやもっとかかるでしょう

ですから、我々はこの議論を一つ一つ積み上げて

そして府議会の皆さんとの議論の上で、色んなご指摘をいただいたこと

これに応えるようなかたちで、これまで2年半にわたり

27回の協議会を開いてきました

かなり大阪都構想の具体的な象が見えてきた所なんです

これまでメディアから散々批判を受けた大阪市を複数に分ければ

非常に財政的に苦しい区ができるんではないか

国との関係で、大阪の財政、厳しいままではないのか

本当に、大阪市内各区役所を独立させて

それぞれの区役所が予算を編成できるのか

住民サービスの低下はないのか

いろんな疑問点、ご指摘をいただいた点ありましたけれども

ほぼこれも「クリア」乗り越えることができそうな状況になりました

そしていよいよ、今年の夏に、大阪市民の皆さんに

説明書をしっかりと示す、説明書を完成させる

この説明書に基づいて「大阪都構想」というものをきちっと説明し

「大阪の姿はこうなりますよ」これを住民の皆さんに理解してもらった上で

住民投票を行う、これが我々の公約でありますし

この作業のために、大阪維新の会の活動を4年間行ってきたんです

そして、その様な状況になってきた時に、残念ながら

維新の会以外の政党、各会派から

もうこのようなやり方で進めるのはダメだと

進め方に対して、ストップをかけられてしまったんです

議論を尽くすこと、あたりまえです

2年半以上やってきました、更にこれから議論を尽くしていきます

まだまだ、説明書の完成までには時間がかかりますが

それでも、後半年ぐらいの時間をいただけましたら

1つの案としてまとめる事ができる、そんな状況になっています

現在は4つの案で議論を進めていますが

もう最後の段階にきましたので

1つの案に議論を集中させていただいて

そして、最後の詰めをやりたいと僕は思っていました

4つの案のうち2つは明らかに不合理

これはもう採用する事はできません

大阪市内を5つに分けるのか、7つに分けるのか

ここが大きな分岐点となっているのですが

7つに分ける案は、財政のシュミレーションをやりましたら

ほぼこれは成立しませんので、議論する必要ないんです

だから外しましょうと僕は言ってるんです

5つに分ける案が非常に有力であり

のこりは大阪の繁華街である、北と南を1つにまとめるのか、分けるのか

この1点だけなんです

ですから我々は今までの状況を見て

大阪市内を5つに分け、そして北と南を分ける案

この案で議論を集中させてもらいたい

残りの課題について更にこの府庁の市役所をフル回転させてやっていきたい

ところが、議会では「反対」

「4つの案のままで議論しろ」

あまりにも不合理な大阪市内を7つに分ける案も議論しろというんです

このまま4案で議論していくと、5年かかっても案をまとめる事はできません

「今度の市長選挙で都構想を認めてください」と言うつもりはありません

「説明書をしっかり作らせてください」

「そしてその上で住民投票で判断してください」

都構想についての世論調査では「よくわからない」「説明が不十分だ」「中身が見えない」

そういう意見が多いんですね

当たり前です「まだ説明書は完成していないんです」・・・
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